①はじめに
こんにちは。
ダイエットをしている人も
たまにはお酒を楽しみたいものです。
そんな時知りたくなるのが、
「お酒のカロリーってどのくらいなの?」
という疑問です。
お酒が好きな人は飲んでいれさえいれば、
食事はそんなに食べなくても大丈夫!!
という人も中にはいますが、
お酒だけでどのくらいのカロリーを
摂取していることになるのでしょうか?
当記事ではお酒の糖質、カロリーについて
お酒の種類ごとにまとめてみました。
ガブガブ飲めてしまうお酒ですが、
ダイエットをしているなら
少し気にして飲んでみませんか?
②お酒のカロリーとは?
そもそも、お酒のカロリーというのは
どのように決まるのでしょうか。
中学・高校の家庭科の授業で
カロリー計算の仕方を習ったと思います。
食物に含まれる三大栄養素は
-
糖質
-
脂質
-
たんぱく質
ですが、
食品中にそれらの栄養素が
どのくらい含まれているかによって
カロリーが計算できます。
糖質:1g当たり4kcal
脂質:1g当たり9kcal
たんぱく質:1g当たり4kcal
で計算されます。
ここまでは学校の授業でも学ぶことですが、
実はそれ以外にアルコールにも
カロリーがあるのです。
アルコールは1g当たり7kcalで計算されます。
お酒のカロリーを計算する時は
そのお酒の糖質の量とアルコール量を考えると
計算できます。
お酒にはそこまで多くの糖質は
含まれていないので、
お酒のカロリーはほぼ摂取したアルコール量に
比例すると言ってよいでしょう。
アルコール度数の高いお酒は、
一定量当たりのカロリーが高くなりますが
アルコール度数の低いお酒の方が
ガブガブたくさんの量を飲めてしまうため、
全体の摂取量としては
かえって多くなってしまいがちです。
③アルコールのカロリーは
身体の中でどうなる?
摂取したアルコールのカロリーは
他の三大栄養素のカロリーと違い、
脂肪に変化して蓄積されることはなく
太らないと思っている人もいると思いますが、
カロリーであるので、
もちろんエネルギーとして
身体の中で使われます。
他の栄養素より優先的に
エネルギーに変換されていくので
アルコールをたくさん飲むほど
他の食べ物で摂取したカロリーが
消費されにくくなり
結果的には太ります。
なのでアルコールの摂り過ぎは
太る原因となり得るので注意が必要です。
ビールの場合
糖質:100g当たりおおよそ3~4g程度
カロリー:100g当たりおおよそ40~60kcal程度
です。
商品によって多少前後しますが、
淡色のビールより黒ビールの方が
糖質、カロリーともにやや高いようです。
ビールは100g当たりの糖質・カロリーは
他の飲料に比べて高い方ではありませんが
ビールはおつまみとともに飲むと
何杯でもいけてしまうという人が多く
飲む量と食べる量が増えてしまうため
総摂取カロリーが多くなってしまいがちです。
よく中年男性に見られる『ビールっ腹』は
単にビールを飲み過ぎて膨らんでいるのではなく
ビールと食べ物の飲み過ぎ、食べ過ぎで
内臓脂肪が増えてしまっている状態
です。
日本酒の場合
糖質:100g当たりおおよそ3~5g程度
カロリー:100g当たりおおよそ100~110kcal程度
です。
ビールに比べるとアルコール度数が高めなので
カロリーは高いです。
適量は一日1~2合と言われています。
日本酒好きの人は
ついつい飲む量が多くなってしまいますが
飲み過ぎはやはり太る原因になるので
気を付けましょう。
ウイスキーの場合
糖質:100g当たり0g
カロリー:100g当たりおおよそ200~250kcal程度
です。
ウイスキーや焼酎などの蒸留酒は
その製法によって糖質が含まれないため
カロリーは全てアルコール由来のものとなります。
糖質のないお酒は、
カロリーが熱となって消費されやすく
太りにくいと言われています。
ですが、ウイスキーは
かなりアルコール度数が高いため
急性アルコール中毒や二日酔いなど、
飲み過ぎにより健康に悪影響が出やすいため
気を付けましょう。
焼酎の場合
糖質:100g当たり0g
カロリー:100g当たりおおよそ100~200kcal程度
です。
焼酎もウイスキーと同様、
糖質が含まれていません。
ウイスキーや焼酎では
ロック、水割り、ソーダ割など
飲み方によって濃度が異なり
一杯あたりのカロリーも変わってきます。
お酒が苦手な人は無理せず
アルコールが薄めになるようにして
アルコール摂取量を調整するようにしましょう。
ワインの場合
糖質:100g当たりおおよそ1~4g程度
カロリー:100g当たりおおよそ70~80kcal程度
です。
赤ワイン、白ワイン、ロゼを比較すると
糖質は赤と白が同程度、ロゼがやや高く、
カロリーは赤>白>ロゼの順に高い傾向があります。
赤ワインには
ポリフェノールという成分が含まれていて
アンチエイジング効果(抗酸化作用)がある
と言われているので
ダイエットをしている人には
うれしいところです。
カクテルの場合
カクテルは元となるお酒の種類や
割る飲料によっても違いがありますが
一般的に売られているカクテル缶の場合
糖質:100g当たりおおよそ0~10g
カロリー:100g当たりおおよそ50~90kcal程度
です。
お酒の味が苦手な人に欠かせないのが
カクテルですが
甘いカクテルほど糖質、カロリーともに
多くなりがちなので、
ダイエット中の人は
糖質、カロリーが高くない物を選びましょう。
④おわりに
お酒の糖質やカロリーについてまとめました。
お酒は他の飲み物に比べて
決して糖質やカロリーが
高い飲み物ではありません。
しかし、よく知られているように
お酒の飲み過ぎは太る原因となるだけでなく
肝臓をはじめとした
身体に悪影響を与える危険性があります。
くれぐれも飲み過ぎには注意して
お酒と上手に付き合いましょう!