はじめに
こんにちは。
【ダイエットに大切】運動で”良い脂肪”を増やす!?というテーマで記事を書かせていただきます。
運動自体によって、体の内部としてもダイエットには良い変化があるんだよといった内容の記事をなっています。ぜひご覧ください。
体脂肪にはいくつか種類がある
皆さん、体脂肪には種類があることをご存知でしょうか?
もともと「体脂肪」は、体の飢餓状態(お腹が空いた状態)や過剰な運動など非常時のエネルギー源として、実は様々な大切な働きをしています。
ですが、その一方で増え過ぎてしまう体脂肪はデメリットが上回ってしまいます。多くの方々が陥っている問題はここです。
ここで最初の話に戻りますが、脂肪には”良い脂肪”と“悪い脂肪”があり、運動を続けていくことでこの“良い脂肪”が増えると言われています。
この良い脂肪は「褐色脂肪」と言われ、エネルギー代謝を高めることができます。また、褐色脂肪は糖の代謝にも関与しており、インスリンの感受性(反応する感度)を改善すると考えられています。
褐色脂肪細胞は脂肪という名称はついていますが、皆さんがイメージする「脂肪」とは違い、悪い脂肪(内臓脂肪や皮下脂肪)を燃焼し、熱を産生しやすいのです。
運動を行うことで、消費カロリーが増えて、それ自体により内臓脂肪が減るだけでなく、褐色脂肪が増え、エネルギーの代謝が活発になるのです。結果として、肥満になりにくくなります。
この褐色脂肪細胞は、首〜肩甲骨まわりなど背中に多く存在しており、背中のエクササイズはもちろん、肩甲骨周りのストレッチで柔軟性を確保しておくことも大切です。
参考文献:
Joslin Diabetes.New Joslin Study Shows Exercise Creates “Good Fat” June 2013
体重は正常でも油断大敵?
また、別の研究では、インスリン感受性が低下した人の特徴として、「体脂肪率の軽度増加」があるということが分かったそうです。
体重に意識を向ける方が多いかと思いますが、実は体脂肪の増加率がダイエットの相関という点では大切になります。つまり、「体重は正常だからOK!」と油断して暴飲暴食を続けると、歳を重ねるにつれて、急激に体脂肪が上がる可能性があります。
この研究では、「体重が正常であったとしても、体脂肪率に注意して健康管理をすること。そして、日常の歩く量(生活活動量)を増やしたり、ジョギングなど体力が向上するような活動にも取り組むことが有用だと考える」と言われています。
現在、コロナ下の状況もあり運動量が非常に少なくなっている方々も多いと思います。短時間の散歩や、軽いストレッチなど少しずつでも動けるといいですね。
参考文献:
Daisuke Sugimoto.Clinical Features of Nonobese, Apparently Healthy, Japanese Men With Reduced Adipose Tissue Insulin Sensitivity The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism,June 2019
おわりに
いかがでしたでしょうか?
本日は、【ダイエットに大切】運動で”良い脂肪”を増やす!?というテーマで記事を書かせていただきました。
結論としては、シンプルに運動を推奨する記事内容になりましたが、消費カロリーを増やすという観点以外にも、体の内部の仕組み的にも運動は良いと理解することで、動き出す第一歩になることを願っています。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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