はじめに
こんにちは。
本日は、【寝不足で太る?】睡眠とダイエットの関係とは?というテーマで記事を書かせていただきます。
「ダイエット」と「睡眠」この2つに大きな関係があることをご存知でしょうか?なかなか痩せない・・・と悩んでいる方の中で、睡眠不足も持っている方は解決できるかもしれません!
ぜひ本日も記事をお読みください。
睡眠不足と太りやすさの関係
看護師さんを対象としたデータで、「睡眠時間」と「体重増加のデータ」を比べた研究があります。
この研究の調査結果によると、睡眠時間の最も少ない5時間のグループが、6時間以上眠っているグループと比べて体重が重く、さらに年齢を経るごとに、急激に体重が増加していました。
参考文献:Patel, 2006(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16914506/)
では、なぜ睡眠不足が体重増加に繋がるのか。そのキーワードは「成長ホルモン」です。
睡眠不足と体重増加の関係-成長ホルモン-
1.成長ホルモンの分泌量低下→基礎代謝が下がる
「基礎代謝がダイエットには大切」という言葉に疑問を持つ方はいないのではないでしょうか?
基礎代謝量は1日の総消費カロリー全体の70%近くを占めており、これが上がるようになれば、消費カロリーが増え、痩せやすくなります。逆に基礎代謝量が落ちれば、太りやすくなるということです。
実は、寝不足は、基礎代謝量を下げてしまうのです。
そのキーワードになるのが「成長ホルモン」です。成長ホルモンが出ている間、全身の細胞の新陳代謝は最も上昇すると言われています。成長ホルモンの分泌がスムーズにいかないと、「新陳代謝がうまく行われなくなる」=「基礎代謝量が減る」ので、太りやすくなります。
2.成長ホルモンの分泌量低下→中性脂肪が減らなくなる
成長ホルモンは、「中性脂肪を分解し、筋肉の修復をしてくれる」働きがあります。
中性脂肪が減るのは、疑いの余地なくダイエットには大切な要素であり、筋肉の修復をしてくれる(筋線維が太くなる)と代謝が上がり、消費カロリーが増えます。
実は、筋力トレーニングを行う目的も筋肉を一度壊して、筋肉を修復させ、さらに大きくする=消費カロリーを増やすことにあります。
つまり、成長ホルモンがしっかりと出ることにより太りにくくなり、健康視点(筋肉量が維持できる)でも大切といういうわけです。
では、どうやったら成長ホルモンがしっかりと分泌されるのでしょうか?ここで今日の本題、「睡眠」に話が戻ってきます。
成長ホルモンは睡眠時に多く出る
成長ホルモンは睡眠時に多く分泌されます。特に大切になるのは「眠り始めの3時間」です。
この3時間の間は、「ノンレム睡眠」と呼ばれています。ノンレム睡眠とは、簡単に言うと「脳の活動が低下している状態の睡眠」であり、特に深い睡眠が多く出現します。
この「特に深いノンレム睡眠」中に、1日に分泌される成長ホルモンの7〜8割が出ると言われています。
眠り始めの3時間をぐっすりと質高く過ごすことを、「不規則な生活」、「アルコールの多量摂取」、「スマートホンなどブルーライトの見過ぎ」などが妨げてしまいます。
このあたりについては、下記の記事も合わせてお読みください。睡眠の質を上げるポイントについて、詳しく解説しています。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
本日は、【寝不足で太る?】睡眠とダイエットの関係とは?というテーマで記事を書かせていただきました。
睡眠とダイエットの関係についてキーワードになるのは、「成長ホルモン」です。睡眠不足だな、最近不規則な生活が続いているな、という方は睡眠習慣を考えてみることがダイエット成功に繋がるかもしれません。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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