■しっかり「栄養」摂っていますか?
こんにちは。表参道パーソナルジムD’ACTIONです。
忙しい現代日本人は、不規則な生活や朝食を欠食するなどの習慣により、飽食時代にも関わらず栄養不足に陥ることがあります。
しっかり「栄養」を摂取できていますか?
ヒトの身体は食べたものでできています。
今一度、3大栄養素とその効果を知り、ご自身の「健康」を大切にしてくださいね!今回は、栄養の基本ともいえる、3大栄養素について管理栄養士が解説していきます。
■3大栄養素ってなに?
栄養素は大きく分けて、
◯炭水化物
◯たんぱく質
◯脂質
◯無機質
◯ビタミン
の5つに分類されます。
このうち、ヒトの生命維持のために重要でエネルギー源となる栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質)の3つは3大栄養素と呼ばれています。
脳や筋肉が働くために必要不可欠な3大栄養素、しっかり摂取できていますか?
不規則な生活や、朝食欠食、そしてダイエットのために「〇〇抜き」などの
極端な制限によって体調不良や疲れやすさを感じていませんか?
ヒトにとってエネルギーとは、生命維持活動(呼吸・消化・吸収など)や生活活動(歩く、話す、考えるなど)を行うための力です。
ヒトが生きていくための原動力ともいえるエネルギーは、食事によって取り込まれる3大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質)から作られます。
適正なエネルギー摂取は、元気に生活するうえで欠かせないのですね。
ところが、食べ過ぎによるエネルギー過剰摂取や運動不足によるエネルギー消費不足という状態では、エネルギーは体内で脂肪として蓄えられてしまい、肥満の原因となります。
このことから3大栄養素に「太る」というイメージがあり、エネルギー摂取を極端に抑えるようなダイエットが流行するわけですね。
大切なのは、摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスです。
3大栄養素で適正なエネルギーを摂ってしっかり運動し、忙しい毎日を元気に乗り切りましょう!事項からは、3大栄養素の効果をご紹介していきます。
■3大栄養素の効果
◯炭水化物
例えば、「ダイエットのために」と炭水化物を食べないでいたり、忙しくて朝食を抜いたりすると、頭がぼーっとしませんか?
それは、脳の唯一のエネルギー源といわれるブドウ糖が不足しているからです。ブドウ糖は炭水化物の中でも単糖類に分類され、食品中に含まれる多糖類のでんぷんはブドウ糖が多数結合した物質です。
毎日忙しい現代日本人、しっかり頭を働かせるためには炭水化物が必要なのですね。
また、便通改善に役立つ食物繊維も炭水化物に分類されます。
特に、玄米などの精製されていない穀物にはたっぷり食物繊維が含まれていますので、ぜひ取り入れてみてくださいね!
◯たんぱく質
ヒトの身体を構成している主な物質がたんぱく質です。
このたんぱく質を構成するアミノ酸は20種類あり、そのうち9種類は「必須アミノ酸」でありヒトの体内では合成できないため、食べ物からしっかり摂取しなければなりません。
「たんぱく質」は、皮膚や筋肉、爪、髪を構成していることはもちろん、ヒトのホルモンという大切な役割もあるため、美容のためにも不足しないように摂取していきたいですね。
また、たんぱく質はゆっくり消化されるため、満腹感も持続しやすいです。
朝食にゆで卵1つ、というだけでも満腹感とたんぱく質摂取量が変わってきますので、たんぱく質摂取の習慣をつくってみてくださいね!
◯脂質
脂質といえば、「太る」というイメージが強いでしょうか。
しかし、様々な種類がある脂質はヒトの生体成分として重要な役割を果たしています。
脂質の体内利用として、肝臓や小腸でのコレステロール合成、そしてこのコレステロールが胆汁酸合成、性ホルモン合成、ビタミンD合成、細胞膜構成材料に利用されるため、生体にとって必要不可欠な物質なのです。
一方で控えることをおすすめするのは、天然にはほとんど存在しない「トランス脂肪酸」です。
トランス脂肪酸は、マーガリン・クッキー・スナック菓子などに多く含まれています。トランス脂肪酸は体内で代謝されにくく、悪玉コレステロールを増加させるなどの可能性が指摘されています。
油脂の多い加工品ではなく、青魚などに含まれる必須脂肪酸を積極的に摂取していきたいですね!
■終わりに
いかがでしたか?
エネルギー源がなければ、脳も筋肉も動かすことはできないですよね。
忙しい毎日を元気に過ごすためにも、バランス良く、適正な量で3大栄養素を摂取してくださいね!偏った食生活やダイエット方法を見直してみましょう!