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飲み会後のラーメン。どうして食べたくなるの?「お酒とラーメンの関係」の医学的な関係性。

健康
この記事は約7分で読めます。

①はじめに

こんにちは。

表参道パーソナルジム D’ACTION です。

 

皆さんは飲み会の後

二次会に行くことはよくありますか?

 

もちろんその場の雰囲気で

みんなが行くからついていってみよう!

 

 

といった感じでついて行くこともあるでしょう。

 

 

そんな中。。。

 

最後の一軒どうしようか?

 

と思った時に

〆のラーメンを食べるという人もいるでしょう。

 

 

なぜアルコールを飲むと

最後にラーメンが食べたくなるのでしょうか?

 

 

実は、そこには身体の変化による

科学的な要因があります。

 

 

ただ好きだから。

という理由だけではありません。

 

 

そもそもアルコールを摂取することで

 

アルコールの利尿作用

⬇️

体内の水分は失われやすくなります。

 

 

そして、肝臓でアルコールは分解されます。

 

この際にエネルギーを消費しているのですが

これらの作用と〆のラーメンとの関係について

今回は考えていきたいと思います。

 

 

特に日本人は、

しめる

という文化が大好きで

最後になにかとしめることが多いのです。

 

 

飲み会などでの一本締めや

鍋の後の〆

など様々です。

 

 

そんな中でも今回は

アルコール摂取とラーメンの関係性について

考えていきたいと思います。

 

 

 


②何故ラーメンを食べたくなるのか?

 

 

まずアルコール分解のメカニズムですが

 

 

先ほど少し述べたように

アルコールは人間の体内において

肝臓で分解されます

 

 

少し難しい話ですが、、、

肝臓においては

 

まず、アルコール脱水素酵素やミクロゾームエタノール酸性系により、アセトアルデヒドに分解されます。

 

このアセトアルデヒド二日酔いや、吐き気の原因となる物質で、人間にとって有害な物質になるわけです。

 

このアセトアルデヒドは、肝臓で無害な酢酸へと分解されます。

 

そして、最終的には無害な水と、二酸化炭素に分解されるのです。

 

この肝臓アセトアルデヒドが分解される際に、エネルギーとして、ブドウ糖が必要になってくるのです。

 

 

つまり、

アルコールを摂取することにより

血液中のぶどう糖が消費され

血糖値が減少

 

 

体は下がった血糖値を上げるため

脳に信号を出すのです。

 

 

その信号から

人間は無意識のうちに何かエネルギーとなる

炭水化物を欲しているのです。

 

これがアルコール摂取後に

ラーメンが食べたくなる

大まかなメカニズムなのです。

 

 

しかし、、、

なぜラーメンなのでしょうか?

 

 

嗜好的な要素も大きく関わっているのですが

 

ここで大切なキーワードはナトリウムです。

 

 

ビールにはカリウムが多く含まれており

人間の体内では

 

カリウムとナトリウムのバランスを保つため

不足しているナトリウムを補おうとするのです。

 

 

つまり、

塩分を欲するようになる

ということです。

 

ここでようやくラーメンと繋がりました!!

 

 

ラーメンのスープは塩分が高く

麺とスープで

炭水化物とナトリウムの両方を補うこと

ができます。

 

 

アルコール摂取後にラーメンを食べる

という行動は

 

無意識でやっているように見えて

実は体が欲していたのです!

 

 

これらの理由を考えると

ビールなどを飲む際に、

無性におつまみが欲しくなる・・・

理由にも納得がいきますよね。

 

 

おつまみを食べることで、

カリウムとナトリウムの

体内バランスを保っているわけです。

 

  • アルコール
  • 炭水化物
  • ナトリウム

 

など、全く繋がりなどなさそうに見えて、

実は互いに大切な存在のようですね。

 

 

ラーメンの嗜好性は

  • 香り
  • 好み

によってスープの種類も好き嫌いも別れます。

 

 

しかしここで言える大事なことは

 

アルコール摂取後に、

とにかく人間は

「炭水化物」と「ナトリウム」が欲しくなる

 

ということでしょう。

 

 

ラーメンに様々な種類がある中で

この2つの成分については

殆どのラーメンで使われているため

みなそこにたどり着くのでしょう。

 

 

そして、

炭水化物とナトリウムを欲している

ということは

 

ラーメン以外でも補えるということになります。

 

 

正直夜に食べるラーメンは

トレーナーとしては

あまりオススメできません。。

 

 

ですので、時間やタイミング

気を使いながら楽しんでほしいと思います。

 

 

ラーメンを食べることが

悪いとまでは言いませんが

 

 

他の方法を考えてみるのも

1つの手ではないでしょうか?

 

 

☆例えば、同じ炭水化物とナトリウムなら、

ご飯と味噌汁でも補えます

不必要な脂肪は抑えることができます。

 

 

ラーメンのスープには

多くの油が使われており

 

ダイエットや健康という視点では

少し夜のラーメンは

控えるべきかなと感じました。

 

 

とにかく炭水化物とナトリウムが大切なのです。

 

 

その辺を考えて〆を選んでみるのも

ありなのではないでしょうか。

 

 


④おわりに

 

今回は〆のラーメンについて考えてみましたが

 

「飲み会後にラーメンが

食べたくなるメカニズム」

は、

 

炭水化物とナトリウムを体が欲しているから

 

です。

 

 

これからの〆選びの

参考にしていただければ幸いです。

 

 

人間の本能とは本当にうまくできています。

 

自ら食べたいなと思った頃には

本当に体がその成分を欲しているのですから。

 

 

先程も述べたように

キーワードは

炭水化物とナトリウムです。

 

 

あまりラーメンに固執し過ぎてしまっては

健康的にもあまり良くありません。

楽しむ時はほどほどにしましょう。

 

 

今回はおつまみについても少し触れましたが

アルコールを摂取した際の

メカニズムを理解していただき、

 

食べるものにも気を使い、

健康にお酒を楽しんでいきましょう!

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