■ブロッコリーは万能野菜!?
こんにちは!表参道パーソナルジムD’ACTIONです。
緑色が鮮やかなブロッコリー、どんなイメージをお持ちですか?
メインの付け添えに・・・など、どちらかというと脇役?といった
イメージでしょうか。
でも実は、栄養満点の万能野菜なのです!
旬の時期に調理して食べるととても美味しいですし、冷凍食品も
手軽に取り入れられますよね!
色鮮やかな緑色は、料理を華やかにしてくれます。そんなブロッコリーの栄養価や身体へのメリットを、弊社トレーナーが解説していきます!
■ブロッコリーの栄養価
ブロッコリーの栄養価の特徴として、野菜であるにも関わらずタンパク質が多い!ということがあげられます。
筋肉や血液をはじめ、身体にとって重要なたんぱく質は、いろいろなアミノ酸から構成されています。
その中でも「必須アミノ酸」は人間の体内で合成することはできません。そのため、食品から摂取することが大切です。
ブロッコリーに多く含まれる必須アミノ酸「リジン」は身体の成長や修復に関わり、集中力を高める効果もあることが分かっています。
筋肉をつけたい方、カロリーを抑えながらたんぱく質はしっかり摂取したい!という方におすすめの食材です。
■ブロッコリーの身体へのメリットとは?
ブロッコリーの、身体に有用な栄養素として、ビタミンB1・カリウム・食物繊維があげられます。
どのように身体に作用するのでしょうか?解説していきますね!
・ビタミンB1
ビタミンB1は糖質が代謝される時に必要です。
ビタミンB1が不足すると糖質が代謝されにくくなり、余分に摂りすぎた糖質から中性脂肪が合成されたり、疲労物質が溜まって疲れやすくなってしまいます。
ブロッコリーでしっかりビタミンB1を補うことで、季節の変わり目など疲れやすい時期に身体を労わってくださいね!
そして、ビタミンB1の摂取により糖質の代謝機能がサポートされますので、太りにくくなる効果も期待できます。
・カリウム
カリウムを摂取することで、ナトリウムを体外に排出することに役立ちます。
現代人はコンビニなどの利用でどうしても加工食品を摂取しがちですよね。
加工品にはナトリウム量が多く、ナトリウムを摂取しすぎると体内のミネラルバランスが崩れ、むくみやすくなります。
カリウムを多く含む食品を積極的に取り入れると、むくみ改善に役立ちますので、ブロッコリーを毎日の料理に取り入れてすっきりと健康的な身体を手に入れましょう!
・食物繊維
ブロッコリーに多く含まれる水に溶けない「不溶性食物繊維」は、便の量のかさを増し、腸壁を刺激してくれるのでスムーズな排泄を促します。
ダイエットなどで食事量自体が減ると便秘になる方もいらっしゃいますので、減量中にもブロッコリーでしっかり便通を改善していけると良いですね!
■どんな料理がおすすめ?
不溶性食物繊維の多いブロッコリーですので、卵や牛乳といった消化の良いたんぱく質との食べ合わせがおすすめです。
またブロッコリーにはリジンというアミノ酸が豊富ですので、他のたんぱく質との組み合わせで「アミノ酸スコア」を上げられるような料理をおすすめしたいです。
アミノ酸スコアとは・・・?
食品に含まれるたんぱく質を構成する、必須アミノ酸の「含有バランス」を評価する指標です。卵や牛乳に含まれる必須アミノ酸と一緒に摂取すればアミノ酸スコアの高い料理となるのです。
卵にはトリプトファン、牛乳にはバリンなど必須アミノ酸が多く含まれます。
・卵との食べ合わせ
卵とブロッコリーといえば、「ミモザサラダ」が有名ですね!
マヨネーズと和えるという作り方が一般的ですが、マヨネーズはカロリー高めですので、マヨネーズドレッシングとして「1/2をプレーンヨーグルト」にして作ってみるのはいかがですか?
たんぱく質たっぷりの1品になります!
卵を使った料理として、メインとなるものもご紹介します。
「スペイン風オムレツ」にすると、おもてなしにぴったりのおしゃれなオムレツになりますね。または、オープンオムレツを作ると卵の黄色とブロッコリーの緑色が鮮やかで食欲をそそる一品になります。
・牛乳との食べ合わせ
栄養たっぷりのブロッコリーですが、特にブロッコリーの「香り」が苦手、という方もいらっしゃいますよね。
ブロッコリーをまるごとミキサーにかけて、牛乳と一緒にポタージュにすると苦みや青臭さが消えてとても美味しく食べられますよ!
もう1つ、特にタンパク質を摂取して筋肉をつけたい方におすすめの料理をご紹介しますね。
水分が出にくい食材を合わせて、お弁当にもぴったりのメニューです。
・ささみ、カッテージチーズとブロッコリーのサラダ
鶏肉の中でもたんぱく質量の多いささみを使用し、脂肪分の少ないカッテージチーズと和えるだけの簡単サラダです。
運動後のプロテインに飽きてしまった人も、この3つの食材をタッパーに
入れていくだけで、しっかりタンパク質を摂取できるようになりますよ!
■終わりに
いかがでしたか?
今回は、ブロッコリーの特徴「たんぱく質」に焦点を当て、その万能ぶりを解説させていただきました!
もちろん、緑黄色野菜としての機能も備えています。
ビタミンCが多く、強い抗酸化作用があります。
「抗酸化作用」とは、体内で増えすぎると細胞を傷つけてしまうこともある活性酸素の発生を抑制する作用のことで、ビタミンCの多いブロッコリーを摂取することで美肌効果も期待できます。
食卓では脇役になりがちなブロッコリーに、女性にうれしいむくみ改善効果や便通改善効果がある上、美肌にもなれるのはうれしいですね!
たんぱく質の効果は、ウエイトトレーニングをしている方、きっと感じられることと思います!
いつもは料理に取り入れる緑色は葉物野菜という方も、ぜひブロッコリーを取り入れてみてくださいね!
またビタミンB1といった疲労回復に役立つ栄養素も豊富ですので、疲れが出やすい季節の変わり目に、ブロッコリーをたくさん食べてパワフルに過ごせるようにしましょう!